2017年年末 i 愛台湾屏東 その2 琉璃珠風情旅店 [旅行]

台湾原住民文化園区は、午後5時で閉園でした。そのあとは、隣接するホテルを予約していたので、園を出て、チェックインに向かいました。

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ここが今晩のホテル、琉璃珠風情旅店 ATA inn です。
ほんと、園を出たら目の前にあります。
チェックインをして、レセプションのスタッフに翌日の霧台行きのタクシーのチャーターを依頼しました。霧台を良く知っている運転手さんをここなら知っているだろうと思ったのです。値段を聞いてみると1500元で、4時間ぐらいなので、予定よりちょっと高かったですが(1000元ぐらいと思っていました[ふらふら])、念願の霧台行きなので、お任せすることにしました。

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ホテルの部屋は、ダブルベット1台にトイレ、シャワー室、洗面台は大きくて使いやすいです。冷蔵庫、ミネラルウォーター、ポットもありました。
清潔ですが、ドアは開けると床に傷がつくほど歪んでいる(?)、テレビも衛星テレビの受信があまり良くなくて、山間部だから仕方ないのかと思いましたが、少々古さは否定できません。
それでも、ベランダが付いていていい感じです。

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部屋に荷物を置いて、夕食を食べようと1階に降りました。レストランに入っていくと、お客さんはいません。「夕食を食べたい」とスタッフの男性に言うと、営業は終わっているとのこと。
周辺に飲食店どころか、店舗は全くない場所です。自分は車で来たわけではないし、そろそろ日が沈む時間なので、山を徒歩で下りるのはちょと危険。
夕食抜きを覚悟したところ、「この麺なら作ってあげる」。キッチンの中から強面の厨師のおじさんも出てきてうなずいてくれました。なんて優しいひとたち!

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作ってくれたのは、平べったい麺に野菜がたくさん入ったものです。食事は午後2時までしか提供していないレストランで、5時すぎにいただくには、手が込みすぎている。器も普通のどんぶりでいいのに・・・。スープも薄味で、野菜もしゃきしゃきで、すごくおいしい。暖かさが胸に沁みますね。
お腹も心も温かくなって、部屋にもどりました。

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周辺に何もないので、夜はこんな感じ。

朝は山が霧に包まれて、神秘的な表情を見せてくれます。朝目が覚めた時から、山のほうから、キーン、キーンと鳥なのか、ほかの動物なのか鳴き声がずーっと聞こえていました。
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だんだん霧が晴れて、ひんやりと気持ちがいい空気が張り詰めます。
朝早くから文化園区のスタッフがスクーターで出社してきて、仕事を始めています。

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朝食は7時から、昨晩親切にしてもらったレストランで提供されます。

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白粥に小米が混ざったものと、おかずが数種類。自分で好きなだけ取ります。
パンとコーヒーも有りました。
なぜか、コーヒーメーカーの横に、ゴールドブレンドの瓶が置いてありました。インスタントコーヒーがいいというお客さん用でしょうか?
お粥もおかずも私の口にとっても合う味付けです。

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ベランダから見た柱にも絵が描いてあります。裏側も抜かりがありません。

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文化園区と一体感がある民族調のホテルです。トイレは文化園区のお客さんも使えます。
駐車場の一角にポータブルトイレがたくさんありますが、そこではなく、こちらを使ったほうがいいと思います。トイレットペーパーは、個室にはなく、トイレに入ったところにあるので、自分で必要な分をとって個室に入ります。

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ホテルの丸い建物部分の1階にカフェとちょっとしたお土産を売っているところがあります。
お店の外にもテーブルと椅子があったので、外で、ラテと千層餅という中華パイをいただきました。
千層餅は、中身が数種類ありましたが、私が食べたのは大好きなピーナッツ(花生)。サクサクでした。

このホテルにはカラオケルームがあり、夜遅くまで歌声が聞こえましたが(こんな場所でカラオケする気持ちがそもそも理解できないが)、スタッフの女性がとっても親切で、あとで助けてもらうことになるのです。


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2017年年末 i 愛台湾屏東 その1 台湾原住民族文化園區に行く [旅行]

年末年始の休暇は、昨年に続き、台湾の屏東縣に行きました。
昨年末も屏東縣の東港や里港に行ったけど、そのときにホテルにあった地図を見て、まだまだ見所は多いことがわかったのと、台湾人は親切と言われるけど、南方の方々は、さらに温かい人達ばかりで、すっかりはまってしまったのです。

今年の屏東は、ガラス吊橋を渡るのと、原住民族の多く住む瑪家郷や霧台郷に行くのが目的です!

まず初日は、空港に到着したら、両替とあらかじめ日本で予約していたwifiを受け取って、台北駅に地下鉄で移動し、高鉄(台湾新幹線)に乗りました。
台北駅で、高鉄の指定席券を買おうと思ったら、満席ばかりでちょっと驚きました。昨年末も台北に戻る高鉄はどれも満席でしたが、台北からの便はスムーズに買えたのに、今年はさらに混んでいるのでしょうか。飛行機の遅延があると心配ですが、時間がわかればあらかじめ予約をしておいたほうがいいかもしれません。台北からなら自由席でも座れるのかもしれませんが、指定席券を持っていなくても予約をした人が来るまでは座ることができますが、隣のおじさんは、あとから来たおじさんに強い口調で何かを言われて席を譲っていましたので、自由席もいっぱいだったのかも。

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台北から高鉄に乗り、1時間半ほどで左營に到着しました。左營からは高鉄の新左營に移動し(徒歩ですぐ)、自強號(急行)で屏東に向かいます。新左營の駅で指定席券を購入していましたが、これは正解でした。電車に乗り込むときにドア付近に座り込んでいる指定券をもっていない人が結構いて、車内は混んでいました。たった30分ほどの乗車ですが、スーツケースもあるので、混んでいるドア付近で立ってるのは、ちょっと辛い。

屏東駅で下車し、駅近くのホテルで1泊し、翌日はバスで台湾原住民族文化園区に行こうと決めました。ホテルには2日後にまた宿泊する予定でしたが、それまでスーツケースは預かってくれるということで、瑪家や霧台には、リユックで身軽に出かけることができました。

翌朝駅前の屏東客運の屏東ターミナルからバスに乗って水門まで行きました。そこからは、歩いて目的地である台湾原住民文化園区に向かいます。

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終点の水門のバスターミナルで降りたところです。バスターミナルといっても、とくに何もない場所です。

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途中の教会に、人が集まっていました。年末のミサのようです。女性は、花輪を頭に載せたり民族衣装のようなベストを着ています。写真を撮っていいか聞いたところ、「可以」と言ってもらえました。

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山道をこんな風景を見ながら歩きます。

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どこかの会社の倉庫?の壁。こんな図案や材質感は、台北では見られません。

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素敵な建物を見ながらひたすら歩きます。

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目の前にこんな門が出現しました!もうそろそろに違いない?!
水門のバスターミナルから近道があるらしいけど、とっても急な階段らしいし、台湾好行のバスだと、園の前で止まるから楽だけど、こういう風景を見ながら歩くのも楽しいよね。

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20分ぐらい歩いて、園内に入りました。山道はすこし大変でしたが、景色に相当助けられました!

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園内は5つのエリアに分かれています。広大な敷地内なので、エリア間の移動は小さなバスです。
10:30からショーが始まるので歌舞場に向かいました。

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ショーは約1時間です。
司会役の男性が「みんなどこから来たの?」と問いかけます。
「高雄!」「台北!」そして、やっぱりここにもいた!「日本!」

気を取り直して、ショーを見る。ショーはとっても楽しめました。歌やダンスが素敵でした。終わると出演者が、お客さんのところまで来て、握手してくれたり見送ってくれます。

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ショーを見たあとは、小腹が空いたので、オーギョーチー(愛玉子)とチナブ(豚肉などを糯米で蒸した粽のようなもの)をいただきました。オーギョーチーはゼリードリンクみたいに、ストローで飲みます。

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お昼ごはんは、猪肉のソーセージ、茶玉子、青菜のご飯のセットと台湾製造のコーヒー。
猪肉のソーセージは甘辛い味。
テーブルと椅子がお店の前にあるので、ゆっくりいただくことができます。






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